作業療法士×企業で“新・支援箸”が誕生

【新製品のお知らせ】作業療法士が手がけた“伝統的な箸の持ち方”を支援する箸が誕生しました(株式会社KJCとの共同開発)

このたび弊社オキュラボのVRO(Vice Research Officer)である丁子雄希作業療法士(新潟リハビリステーション大学 准教授)の研究成果が、株式会社KJC(エジソン箸で有名)との共同開発により、子どもの「伝統的な箸の持ち方」を支援する新しい箸として社会実装されることとなりました。

長年の研究・試行錯誤の末に誕生した本製品は、以下のような課題に向き合って生まれました:

  • 支援箸(バネ付き箸)の限界
  • 子どもの器用さと箸操作の相関の乏しさ
  • 習得における“慣れ”の重要性
  • 伝統的持ち方の操作性・マナー的価値

開発には、企業・行政・学校・地域と連携し、2年の歳月をかけて完成に至りました。研究者として、また作業療法士としての10年にわたる蓄積を基に、「体感する型」としての支援を重視した設計となっています。

商品名:エジソンのお箸 伝統スタイルタイプ
発売日:2025年5月29日(特許出願中)
販売場所:全国の子ども用品店(西松屋・トイザらス等)
商品ページ:https://products.edisonmama.com/SHOP/KJ1030318.html

将来的には、大人用モデルもリリース予定であり、病院や高齢者施設などでの使用も想定されています。

作業療法士の皆様におかれましては、実際の食事場面での使用を通して、本製品の効果をご体感いただければ幸いです。
社会的な実装を通じて、作業療法の価値がより広く届く一助となればと願っております。