会社概要

オキュラボのホームページをご覧いただき心より感謝申し上げます。創業者代表取締役CEO兼CWOの森島です。この度、更に進化と社会課題解決へ向け新しいミッション、ビジョン、バリューを掲げ社員一丸となって邁進してまいります。

この場をお借りして少し、創業時の考えにつていお話させていただければと思います。

昨今、ダイバーシティ＆インクルージョンや人的資本というように社会も会社も人を大切にしようという動きが風潮となりつつあります。社会は誰一人同じ人はもともとおりません。その一人一人が活きる時代がこれから訪れようとしています。

しかし、現在まだその状況を感じられるまでには至っていないです。仕事や生活において様々なストレスから精神的につらさを感じ、休職、離職してしまうこと、学校や地域に受け入れられず孤立、孤独を感じてしまうなどまだまだ改善する兆しが見えません。以前よりこのような社会課題を感じ作業療法士として精神科の病院に勤めていたころより地域活動をプロボノとして行っていましたが、状況はそれほど変わっていないと思います。世界に目を向けても韓国などでは自殺者が上昇しております。

僕自身も社会においてはマイノリティの存在であり、今までの人生の中で何度もドロップアウトしかけました。いや、ドロップアウトしました。でもその時に僕を救ってくれたのは、その時の人の存在と作業療法でした。

　作業療法の「作業」とはOccupationを和訳したものです。普通にOccupationを和訳すると職業となりますが、もっと大きな意味があり人を取りまく占有/専心するあらゆるものを指します。そのため、行為、仕事や生活、はたまた人生そのものの中でも、その人にとって価値があり大切な事を特に示しています。

　私は、自分自身が作業療法理論、特に人間作業モデルや作業科学を学び人生の捉え方や歩み方を変えるきっかけとなりました。その作業療法理論は現在医療介護の場面で展開されることが多いですが、あらゆる人々の心を豊かにしウェルビーイングな生活を送ることを可能にできるものと感じています。

　株式会社オキュラボは「“あなたらしい”人生研究所」を和名に込めて名付けました。

我々のミッションは「生きづらさ、働きづらさをゼロに」することです。そのためにすべての人が自分にとっての「生きがい/働きがいを発見できる」ような伴走者になりたいと考えています。

今の時代の流れの中で、自分自身がどのように物事をとらえ、自分を受け入れているかを認識することなかなかありません。また他者についてはなおさらで、その人を理解し違いを受け入れるなどあまり考える機会は多くはないでしょう。しかし、自分と他者を理解し受け入れることが大変重要です。これができていないために承認欲求と依存性が強くなり充たされなかった時に孤独や孤立へとつながってしまい、社会の中での人との良いつながりを保つことが難しくなってしまいます。これでは悪循環であり人間らしさを失ってしまいます。養老孟司氏は「人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、社会との関係から生まれる」と人間関係の重要性を語っております。この人間関係の好循環を作るためにも、まず「自己理解」「自己受容」が大切になります。

人間関係の中で「役割」は生まれますが、人の幸せは「役割」によってもたらされると私は考えています。またその役割を担う権利や機会が誰にでも保障され、選択することができることで、常に誰も排除されない社会的公正/ソーシャルインクルージョンとなり、社会はよりウェルビーイングになると思います。

　そこで私達オキュラボはすべての人が生きがいと働きがいを発見し従事しつづけるよう支援する伴走者になりたいと考えています。

笑顔で働く大人たちが人生100年時代を幸せに全うできる必要性の認知を広げ、そんな社会を作ります。

そして、笑顔で働く大人たち、社会の姿をみて子供たちは未来への希望を抱き、様々な可能性にチャレンジができるようになってくれたらと思います。

株式会社オキュラボ

代表取締役CEO兼CWO(Chief Well-being Officer)

作業療法士　 森島 肇