離職防止コンサルティング(包括支援サービス)

会社には、年齢性別の違いだけでなく、多種多様な人が集まります。それぞれの考え方を理解せずに、適切な施策は打てません。そのためオキュラボでは、人間の意志に着目して個人と組織を分析し、個社別にオーダーメイドの提案を行なっています。

弊社サービスの独自性として、オキュペイショナル・アダプテーション(Occupational Adaptation)という概念を取り入れている点があります。これは米国で開発された人間の行動モデルにおける概念で、役割を発揮することが喜びにつながる状態です。仕事が楽しくて仕方ない。会社に行くのが楽しみ。という理想的な状態を目指す上で、オキュペイショナル・アダプテーションの実現は非常に重要となります。

弊社の離職防止はプロジェクトマネジメント、現場改善支援および組織開発の3つのパートで成り立っており、「働き続ける理由を作る」というアプローチを採用するしていることが特色です。ウェルビーイングの構築もその手段の一つです。熱意と行動の好循環を作ることで、「辞める理由を減らす」というアプローチだけでは実現できない高い効果が期待できます。

個別支援サービス

職場環境分析
ウェルビーイング分析

従業員の精神的な負荷を可視化することで、ウェルビーイング状態を判定します。
また職場環境に対する課題感についても分析することで、従業員の離職リスクを可視化します。
離職リスクの高い方を見つけ出し、O(360度)コーチングを受講頂く事で、離職リスクの低減が可能です。

ウェルビーイング研修
行動定着支援

全社横断的なプロジェクトの成功には、経営陣の強い改善意思に加えて、現場責任者および担当者の協力が不可欠です。そのため現場責任者および担当者の方々を対象に、プロジェクトの目的と遂行手段について理解を促す研修を提供しています。啓蒙と実践だけでなく、行動定着までフォローアップすることで、効果を最大化します。

価値観マップ診断
バリューコンパス

「働き続ける理由を作る」という離職防止アプローチにおいて、弊社が最も重要視していることが、【体験価値の向上】です。
感情を動かすには体験が最も効果的であるからです。しかし、どういった体験に価値を感じるかは各人で異なります。その指針となるもの、それが価値観マップ診断およびバリューコンパスです。

与えられた状況における望ましい行動を選択することで、対象者が何を重視しているか、12の報酬タイプから求める報酬を可視化します。責任者が部下に業務を任せる際、あるいは業務を割り振る際に活用することで、当該業務を遂行する体験価値を向上させることが可能となります。

O(360度)コーチング

オキュペイショナル・コーチングあるいは360度コーチングと呼称する、弊社独自のコーチングサービスです。
課題解決のためのコーチングではなく、自律状態の構築を支援するコーチングです。

自律状態とは、自己の感情と行動を理想的な形で制御できる状態を指します。過去の体験から現在の生活習慣まで360度を深掘りし、どのように自分をコントロールするかを発見してもらうことが、このコーチングの大きな目的です。自分の感情と行動を制御する方法を身に付けることで、生活の充実度があらゆる面で向上します。

また以下のように、個別の課題に応じたコーチングを実施することも可能です。
「価値観発見コース」(全5回)
自分は何のために働くのか、動機、熱意、報酬など自己の価値観を言語化するコース。求める価値観が明確になることで、若年層特有の「なんとなく不満」からの退職を減らすことができます。

「目標達成コース」(10回〜20回程度)
試験や資格合格等、目標を達成するために自律状態の構築を目指すコース

「不調改善コース」(状態に応じて)
メンタル不調者および予備軍の方々に対し、適切な生活リズム構築により改善を促すコース

ウェルビーイング推進サービス

従業員のエンゲージメント向上をしたいが具体的施策がわからない、といったお悩みを良く耳にします。エンゲージメントは会社に対して抱く感情といえますので、会社でどんな体験をしたかに大きく左右されます。弊社のウェルビーイング推進は【体験価値の向上】を核としています。そのためウェルビーイング推進施策が、すなわちエンゲージメント向上施策でもあります。

体験がどのような経路でエンゲージメントに繋がるかを表したものが、下図のエンゲージメント・サイクルとなります。適切な体験を用意したか、経路の詰まりがないか等を分析することで、効果的なエンゲージメント向上施策を可能とします。


みんなのウェルビーイング推進室

社員がウェルビーイングに成長できる伴走サービス
生活満足度と会社満足度の詳細を分析し、個人の「役割発見」「労働環境への適応方法」「スケジューリング」を支援するだけでなく「メンタルケア」「コミュニケーション改善」「ストレス対処」「アンガーマネジメント」「マインドフルネス」まで、360度のコーチングで支援し、ウェルビーイングを推進します。



オキュラボ式ウェルビーイング研修

「生きづらさ、働きづらさをゼロに」
オキュラボの理念に沿ったウェルビーイング研修を実施します。
 
〇 オキュラボ式ウェルビーイング基礎研修
「ウェルビーイングの本質とその実践方法」
 要旨:この研修では、ウェルビーイングとは何か、なぜそれが現代の職場において重要なのかを深く掘り下げます。また、個人と組織の両方の視点からウェルビーイングを高めるための具体的な戦略と実践方法を提供します。心身の健康、働きがい、キャリアの成長、多様性と包括性など、職場でのウェルビーイングを構成する要素について学び、参加者が自身の職場で実践できるようにすることを目指します。組織全体のウェルビーイングを促進することで、従業員の満足度と生産性の向上、そして持続可能な成長への道を開きます
 
・調和の扉(ワークライフバランス研修)
「日々の中で、自分にあった仕事と生活の調和を実現」

要旨: この研修では、仕事と個人生活の間の理想的なバランスを見出し、それを実現する方法に焦点を当てます。個人の価値観を踏まえた時間管理、ストレス軽減技術、生活と仕事の境界線についてなど、生活の質を高めるための実践的なアプローチを探求します。自己認識の強化と目標設定を通じて、長期的な満足感と生産性の向上を目指します。
 
・育成の扉(人材育成研修)
「才能の見つけ方、組織の中での輝かせ方」

要旨: このコースは、特に新入職時に、組織内で個々の才能を最大限に引き出し、育成する方法に焦点を当てています。個人の強みと弱みを識別することから始まり、カスタマイズされた成長計画の作成、それを支援する組織文化の構築、メンターシッププログラムの活用、継続的な学習と自己改善の機会を提供することで、従業員のモチベーションを高め、組織全体のパフォーマンスを向上させる戦略を展開します。また、チーム内の多様性を尊重し、異なる視点を統合することで、イノベーションと創造性を促進します。
 
・キャリアの扉(キャリアデザイン研修)
「自己実現への歩み方」

要旨:この研修では、個人が自分自身のキャリア目標を設定し、それを実現するための具体的なステップを踏む方法について探求します。自己認識の強化から始まり、長期的なキャリア計画の策定、スキルセットの拡張、ネットワーキングの機会の活用に至るまで、各ステップは個人が自分の道を見つけ、社会の変化に適応し、持続可能なキャリアを築くための指針となります。さらに、キャリアの進展において直面する可能性のある障壁を克服するための戦略も含まれており、自信と決断力を育むことを目指します。
 
・心と体の扉(メンタル&フィジカルヘルス研修)
「心の余白を大切にし、レジリエンス力を育む。」
要旨: この研修は、心と体の健康とウェルビーイングを中心に据え、精神的なレジリエンスを促進する方法を提案します。ストレス管理のテクニック、感情の調節、良好な人間関係の構築、そして自己受容の重要性に焦点を当てることで、参加者が日常生活のプレッシャーに対処し、心の余白を確保するための実践的な戦略を学びます。レジリエンスの強化を通じて、個人が困難に直面した際にも前向きな姿勢を維持し、逆境から学び成長する力を養います。

・リーダーシップの扉(リーダーシップ研修)
「チームを成長させ、共に成功へと導くリーダーシップ力」

要旨: この研修では、今の時代に求められている効果的なリーダーシップの原則と実践に焦点を当て、参加者がチームや組織を成功に導くために必要なスキルを磨きます。ビジョンの共有、コミュニケーションスキルの向上、信頼構築の方法、決断力、そして変化への適応能力の開発など、リーダーとしての資質を高めるための具体的な戦略が提供されます。また、多様な背景を持つチームメンバーを統合し、それぞれの強みを活かしながら共通の目標達成に向けて取り組むリーダーシップの実践を目指します。
 
・多世代の扉(シニア人材、Z世代の活用研修)
「世代の間を橋渡し、創造性の形を築く。」

要旨: この研修は、異なる世代間の知識と経験を共有し、相互理解と協力を深めることで、組織内での革新的な成長を促進する方法に焦点を当てます。世代間のギャップを埋めるコミュニケーションの技術、メンターシップの機会の創出、そして共有価値の創造により、多様な視点とアイデアが組織のイノベーションに貢献する環境を構築します。経験豊富なシニアから若手まで、すべての世代が互いから学び、共に成長する文化を育むことを目指します。また、シニア特有の環境配慮なども学びます。
 
・多様性と包摂の扉(障がい者雇用、外国人人材雇用研修)
「すべての人にある価値を活かし、組織の可能性を広げる。」

要旨: この研修は、多様性と包摂性を組織の核として位置付け、それを強みとして活かす方法に焦点を当てます。合理的配慮について、違いの理解の促進、無意識の偏見に対する教育、そしてすべての従業員が自身の能力を最大限に発揮できるような支援策の実施により、より革新的で創造的な職場を実現します。包摂的な環境は、人生のリスクを会社が受け止めていることを示すため、持続的雇用、従業員の満足度とエンゲージメントの向上を通じて、組織全体のパフォーマンスと競争力/共創力を高めることを目指します。